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除菌に大事なのは、『消毒前の洗浄』!!

『消毒前の洗浄』
今や公共機関からも報告されているように『消毒前の洗浄』が重要であると考えます。実際のところアルコールや次亜塩素酸水は高い殺菌能力を持っていますが、洗浄力は全
くありません。アルコールや次亜塩素酸水の能力を最大限に引き出すためには、しっ
かりと洗浄した後に使用する必要があるのです。飲食店でよく見かけるテーブルや椅
子の消毒作業は実は効果が無い可能性が高いと考えられます。

ただ最近の報道では、エンベロープウィルスにおいては表面の膜(たんぱく質)を分
解する界面活性剤が消毒に効果的とされ、約200種類の洗剤がNITE(製品評価技術
基盤機構)から発表されています。その中には一般家庭にも普及している洗剤も含ま
れています。アルコールや次亜塩素酸水が持っていない洗浄力を持った洗剤を今後使
用すれば問題解決になるのでは・・・と考えられます。
ところが問題があります。
NITEは「物品の消毒」に対する有効性の検証を行っただけで、手指や皮膚、空間噴霧
に対する安全性の検証は一切行っていないと発表しています。つまり有効だと発表さ
れた洗剤のなかには、使用すると人体に害を及ぼす可能性があることを否定していな
いのです。
一方で、試験は菌数検査だけでしたが、強アルカリイオン電解水の結果は、凄いものでした。